(C)Thanh Nien, グエン・タイン・チュン被告 写真の拡大 |
金を貸した相手の母親を強姦し死に至らしめた男の裁判で、ダナン市人民裁判所は15日、グエン・タイン・チュン被告(23歳)に禁固18年の判決を下した。15日付タンニエン紙(電子版)が報じた。
起訴状によると、2012年12月24日夜、チュン被告は酒を飲んだ帰りに、借金を返済させるためダナン市グーハンソン区のSさん宅に立ち寄った。在宅していたSさんの母親Hさん(61歳)に借金の返済を迫ったが断られた。そこでチュン被告は借金の形になりそうな家財を物色したが、Hさんに阻止されたため、Hさんをベッドに押し倒し、首を絞めて性行為に及び、意識を失ったHさんを放置して逃走した。
Sさんが帰宅して昏睡状態の母親を発見し、直ちに救急搬送したが、Hさんは頚椎を骨折しており、昏睡状態のまま死亡した。チュンはHさんの死亡から1週間後に警察に出頭した。
なお、チュンは今回の判決で、遺族に対する5100万ドン(約25万円)の賠償金の支払いも命じられた。