(C)Tien Phong, ド・ティ・フイン容疑者 写真の拡大 |
ハノイ市ハイバーチュン区警察は22日、売春の現行犯でド・ティ・フイン容疑者(女:20歳)ら2名を逮捕した。同容疑者は自身が売春行為を行うだけでなく、フェイスブックを利用して売春のあっせんも行っていた。22日付ティエンフォン紙(電子版)が報じた。
警察の調べによると、フイン容疑者の売春のあっせん方法は、同容疑者の所有するフェイスブックアカウントに売春を行う女性たちの写真を掲載し、サイトを訪れた客に好みの相手を選ばせるというもの。同容疑者は、客に値段を提示して売春女性と落ち合うホテルを指定し、報酬として客が支払った金額の4分の1を受け取っていた。
売春行為に対する罰金は現在、最高30万ドン(約1430円)で、売春の抑止力はないに等しい。また昨年7月より全国で売春婦の更生施設への強制入所が停止されていることも、売春抑止の流れに逆行している。ハノイ市警察は、売春行為を防止するため、売春あっせん行為の範囲をより明確に規定し、罰則を強化しなければならないとしている。