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メコンデルタ地方カントー市ニンキエウ区トイビン地区にあるフンブオンバスターミナル内のフオンチャン旅客バス待合室で28日、仕掛けられた爆弾が爆発する事件が発生した。1日付ペトロタイムズが報じた。
この爆発により、椅子の一部が倒れ、待合室全体は白い埃で覆われて、周囲は大混乱となった。爆発時、フオンチャン旅客バス待合室内にはベトナム人3人と外国人2人がおり、うちベトナム人3人が負傷して病院へ救急搬送された。命に別状はなく、治療を受けて回復に向かっている。
カントー省公安は事件発生時の状況を撮影した待合室の防犯カメラの映像を分析しているが、疑わしい2人の人物が手提げかばんを持って待合室に入った後、爆発が起こっているという。現場に残った残骸から、爆発したのは自作の爆弾と見られている。
なお、数日前にも同待合室の入り口で爆発事件が発生しており、今回が2回目。幸いにも、1回目の爆発でドアが壊れていたことで内部が密閉状態にならず、今回の爆発の際待合室を取り囲むガラスが割れなかったため、待合室周辺にいた人への被害が食い止められたという。