(C)Tuoi Tre, ジュウ・イン・シアン被告 写真の拡大 |
ヘロイン約1.4キロをカンボジアからベトナムへ密輸したとして起訴された江蘇省出身の中国人ジュウ・イン・シアン被告(48歳・男)の裁判で、東南部タイニン省人民裁判所は5日、被告に死刑の判決を言い渡した。5日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
ジュウ被告は2011年からカンボジアに移住し、ベトナム東南部に隣接するカンボジアの国境口、スバイリエン州バベット市のカジノに頻繁に出入りしていた。2012年8月、中国語を話す男に「ヘロインをベトナムに運べば200ドル(約1万8800円)支払う」と持ちかけられ、最終的に報酬400ドル(約3万7600円)で請け負った。 シアン被告がヘロインをカンボジアからベトナムに持ち込み、国境から約300メートル離れた地点でホーチミンへ向かうバスを待っていたところ、警察に逮捕された。
裁判所は、ジュウ被告の所持していた麻薬の量の多さから、最高刑を適用したとしている。