(C)VTC News, ダイヤモンドプラザ 写真の拡大 |
ホーチミン市1区にあるデパート、ダイヤモンドブラザで、トイレに入った男性がズボンを盗まれるという事件が発生した。VTCニュースなどが報じた。
1月13日の夜、男性(32歳)がダイヤモンドプラザでトイレに入り、ズボンを脱いで背後にある台に置いて用を足し、気が付くとズボンが跡形もなくなくなっていたという。ズボンの中にはiPhoneと現金1000万ドン(約4万4000円)が入っていた。
この珍事件について、ネット上では「なぜ目の前にあるドアのフックにかけないのか」「公共のトイレでズボンを脱ぐなんて何をしていたんだ」といった反応が相次いだ。男性はこれに対し、「妻と外出途中、腹痛を起こしてダイヤモンドプラザのトイレを借りた。入ってすぐドアを背にしてズボンを脱いだのでドアのフックには気が付かず、便座後ろの台の上に置いた」と語っている。また事件発生後、ズボンがなくなり出るに出られなくなった男性は、警備員に助けを求め、携帯電話を借りて外で待つ妻に電話して「救出」してもらったという。
ダイヤモンドプラザのトイレは、隣の個室との間のパーテーションの上に隙間がある構造で、そこからフックなどの道具を使えば盗むことは可能。自分一人しかいないプライベートな空間でも、注意するに越したことはないようだ。