30日午後5時30分ごろ、ホーチミン市ナムキーコイギア高校三年Aクラスの学生達は卒業試験を二日後に控えて、同市11区2月3日(バータンハイ)通りとレダイハイン通りの交差点にあるエバーリッチビル内のロッテマート5階にあるフードコートで卒業パーティーを催していた。
パーティーにはクラスの学生41人と担任教師も出席して、残り僅かな高校生活の最後に良い思い出を作るはずだった。ところが、午後7時30分ごろ、所用でパーティーを早退していた担任教師のもとに信じられない知らせが届いた。教え子たちが警備員に暴行を受け、病院へ運び込まれたというのだ。
学生らによると、パーティーが終わり、地下駐輪場に向かおうとして、エレベーターで降りる際、大声で騒いだため警備員に注意されたが、それを無視した。エレべーターで3階まで降りるとき、急にエレベーターが停止し、待ち構えていた警備員20人に警棒や鉄材で殴られたという。これにより女子高生1人を含む5人の学生が救急車で病院に運ばれる事態となった。
警備員を管理する警備会社は警備員の行為を謝罪し、責任を取ることを明らかにしている。1日付VNエクスプレスが報じた。