8日16時ごろ、南中部フーイエン省フーホア郡ホアディンドン村で、乗客約60人が乗ったバスが走行中にドンカム用水路の水源となっている深さ2メートルの運河に転落し、同日22時時点で車内から30人が救出され病院に搬送された。9日付ベトバオが報じた。
引き上げられた車内から乗客の遺体は見つらなかったが、乗客の証言によると、事故当時バスには約60人が乗っており、この内、数人はヘルメットで窓を割り自力で脱出し無事だったが、約30人が用水に飲み込まれ行方不明になった可能性が高いと見られている。当局は、行方不明になっている乗客の捜索及び事故原因の調査と同時に、遺体が下流に流れた場合に備えて、運河の下流に金属ネットを設置した。