南中部フーイエン省警察は26日、窃盗容疑で逮捕したイラン人2人を国外退去させるため、公安省出入国管理部門にこの2人を引き渡した。
フーイエン省警察によると、ザマニ・ネディアリ(30歳)とマレバニ・ゴン・バビアサク(33歳)の2人は24日午後、同省トゥイアン郡アンザン村の国道1A号線で運転していた乗用車を止め、道端で宝くじを売っていたフンさん(50歳・男性)とダオさん(45歳・女性)に50万ドン(約2400円)札を両替してくれるよう頼んだという。ザマニらは宝くじ売りの2人の隙をついて、ダオさんのバッグから85万ドン(約4100円)を盗み車で逃走した。
通報を受けた警察は約1時間後にザマニらを逮捕、盗んだ金を返却させるとともに罰金200万ドン(約9700円)を科した。さらに2人のビザが2月21日で期限切れになっていたため、国外退去させることを決めた。