11月27日午前5時ごろ、メコンデルタ地方ソクチャン省ロンフー郡ロンフー村の自宅でリー・サン(49歳・男)が妻ラム・ティ・スオイさん(47歳)の両目の眼球をえぐり出す事件が起きた。
家族によると、サンは横に寝ていたスオイさんにキスをせがんで覆いかぶさると、スオイさんが反応する間もなく自分の指をスオイさんの両目に突き刺してえぐり出したという。サンはスオイさんの叫び声を聞いて駆けつけた近所の人たちを閉め出し、「中に入ったら殺す」と脅し文句を口にしていたが、結局数時間後に説得されてロンフー郡警察に自首した。スオイさんは病院に救急搬送されたが、視力を失う結果となった。
この事件についてロンフー村警察のクアック・キエム・タオ副署長は、「サン夫妻には子どもも孫もおり、これまでトラブルはなかった。家族の経済状態も裕福な方だ。なぜサンがこのような行動に出たのか理解できない」とコメントしている。