北部タイグエン省ボーニャイ郡警察は11日、生後44日の新生児グエン・ニャット・ミンちゃんの頭に長さ8センチメートルの針を突き刺して殺そうとした容疑でハノイ市在住のドー・ティ・キム・ズアン(35歳・女)を逮捕した。
警察によると、ズアン容疑者は自分の夫がTさん(ミンちゃんの母親)と愛人関係にあり子どもまで設けたことを知りミンちゃん殺害を計画したと認めているという。ズアン容疑者は6日午前、女の友人とともに赤ちゃんのお見舞いを装ってTさん宅を訪れた。同容疑者はミンちゃんを抱くと頭に針を突き刺し、友人とともに逃走した。Tさんは「ズアンさんの態度は平静で、怒っていないと言っていた。だから抱かせてあげたのに・・・」と話している。
ミンちゃんは病院に救急搬送され命に別状はなかったが、針は脳内に達しており今後脳に障害が出るかどうかは現段階ではまだ分からないという。