ホーチミン市警察環境警察局は11月27日、同市ホックモン郡スアントイドン村在住のチャン・ティ・キム・ニャインという女が農場と自宅で数千匹の野生動物や希少動物を飼育している現場を発見した。
同市森林警備支局のグエン・ディン・クオン支局長は、ニャインの自宅で発見された動物のうち435匹の尾長ザルが違法に飼育されていたと明らかにした。残りの数千匹の動物は、ニャインが北中部のゲアン省や北部のビンフック省・ハイズオン省・ハイフォン市・バクニン省などから買い付けたもので、これらの動物には地元当局が発行した合法的な証明書があるという。
また、ニャインはこれらの動物を北部クアンニン省モンカイ市在住の人物に転売する予定だったことが分かったが、同市森林警備支局から11月21日付けの特別輸送許可証を取得していた。