2日午前11時半ごろ、中部高原地方ダクラク省バンメトート市エアトゥー村の女子中学生フイン・ティ・ホン・ハインさんが下校途中に道路わきの茂みに潜んでいた刃物を持った男に突然襲われ、顔と右腕に大けがを負う事件が起きた。この男はさらにハインさんと一緒にいた女子高生のチャン・クイン・タムさんにも切り付けて重傷を負わせた。
ハインさんとタムさんはダクラク省総合病院に救急搬送された。ハインさんは顔の傷がひどく、鼻・上唇・ほおの一部分を切り落とされたが、付近の住民がビニール袋に入れて病院に届けた。病院によると、切られた部分の再生が可能かどうかはまだ分からないという。タムさんは右腕を10針縫う手術を終えて危険な状態を脱した。
エアトゥー村警察は事件直後に、南中部クアンガイ省出身でエアトゥー村で働いているビン・ヴァン・ソン(27歳・男)を容疑者として逮捕、バンメトート市警察に移送して動機などを調べている。