16日午後10時ごろ、ハノイ市ドンダー区ハンボット地区にある人民軍の施設内で発砲事件が発生、合計10人が死傷する惨事となった。
調べによると、人民軍兵士グエン・マイン・フン(23歳・男)は、施設内で携帯電話をなくした同僚の1人に盗んだと疑われたことに腹を立て、銃の保管庫のかぎを盗んで銃弾を手に入れると仲間に向かって次々に発砲したという。この発砲でフンの同僚3人と施設を訪れていた知人の女性1人が死亡し、5人が負傷した。フンは犯行直後に自殺した。
軍の関係者は17日、今回の悲惨な事件は個人的感情によって引き起こされたもので、軍事訓練とは一切関係がないと発表した。
2008/6/25 13:46 JST 「同量」を「同僚」に訂正しました。