18日午後11時半ごろ、ハノイ市のホン川(紅河)に架かるロンビエン橋を巡回警備中の警察官が、眼下の川で助けを求めている人がいることに気が付いた。警官2人と現場に居合わせた男性が次々と川に飛び込み、おぼれていた女性と2人の子どもを救助した。
女性はレ・ティ・トゥーさん(27歳)で、6歳と3歳の子どもは彼女の子どもだった。また、警官と一緒に救助を行った男性はトゥーさんの夫のナムさんだと判明した。
トゥーさんによると、ナムさんの浮気を疑って子どもたちと一緒に家を飛び出し川岸で途方にくれていたところ、探し回る夫の声が聞こえたので懲らしめてやろうと子ども2人を自分の身体にひもでくくりつけ、入水自殺を装って川に入ったが本当におぼれてしまったという。