ホーチミン市警察と同市11区警察は18日午後4時ごろ、同区内のバオアインホテルの立ち入り調査を行い、売春をあっせんし金を受け取ろうとしていた女を逮捕した。東南部タイニン省出身のグエン・ティ・イエン(37歳)は、3日間1500万ドン(約10万円)で処女売春を客にあっせんしていた。イエンは別の窃盗事件の容疑者として指名手配中だった。
イエンは以前から売春あっせんをしており、特にメコンデルタ地方の貧しい家庭から連れて来た少女たちを最初はカフェのウエートレスやお手伝いとして働かせ、その後1500万~2000万ドン(約10万~14万円)で処女売春を強要、うち300万~500万ドン(約2万1000~3万5000円)をピンはねしていた。
今回の摘発ではイエンと同時に3組の男女が売買春の現行犯で逮捕されたが、女らはいずれもイエンの管理下にあったと供述している。