7月25日午後11時30分ごろ、東南部ドンナイ省警察傘下ディンクアン地区消防隊の副隊長ホア・タイン・ソン少佐が運転する車両が同省の国道15線を走行中、路肩に駐車中の車両に追突する事故を起こした。
事故車両にはソン少佐の同僚のブイ・ミン・トゥアン中尉と中部高原地方ラムドン省出身のブー・キエウ・オアインさん(14歳)が同乗していた。オアインさんは重傷を負い病院に緊急搬送されたが、翌26日息を引き取った。また、ソン少佐とトゥアン中尉は軽傷を負っただけだったが、2人の血液からは基準を上回るアルコールが検出された。
警察官の飲酒運転が引き起こした今回の事故に対して世論は厳しい反応を示しており、まだ14歳の少女を深夜に連れ回していたことも非難の対象となっている。調べによると、オアインさんは1、2カ月ほど前にふるさとを離れて、最近までドンナイ省ビエンホア市のレストランで働いていたが、偽名を使っていたという。