8日午後11時10分ごろ、南中部カインホア省カムラン町の統一鉄道と国道27B号線の交差する踏切で、長距離バスが通過中の列車に突っ込む事故が発生した。このバスは8日午後にダラット市を出発、中部のフエ市に向かっていた。
バスは遮断機が降りている踏切に突っ込むと、ハノイからホーチミン市方面に向かって走行していた列車の最後尾の客車に衝突した。バスは列車に約20メートル引きずられてようやく止まった。当時、バスには39人の乗客が乗り合わせていたが、うち13人は即死、24人は重軽傷を負って病院に搬送された。乗客の多くは、旧正月(テト)を故郷で向かえるため帰省中の学生や労働者だったという。