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- 外交関係樹立以来初のハイレベル訪問
- 経済などあらゆる分野での協力促進で一致
- 自由貿易協定と投資保護協定の交渉提案
ドミニカ共和国を公式訪問中のファム・ミン・チン首相は現地時間20日、ルイス・ロドルフォ・アビナデル・コロナ大統領と会談した。
両首脳は、2005年7月7日の外交関係樹立以来、初のハイレベル訪問となる今回の訪問は重要なマイルストーンだとし、これが両国関係をより実践的な段階に導く重要な原動力になるとの共通認識を示した。
双方は、政治関係を強化し、相互理解を深め、協力の有効性を拡大・改善するための強固な基盤を構築すべく、党、政府、国会、地方など、ハイレベルを含むあらゆるレベルで訪問や交流を促進することで一致した。
また、協力の法的枠組みを整備するとともに、経済、貿易、投資、二重課税の回避、産業、科学技術、イノベーション、デジタル変革、グリーン変革、再生可能エネルギー、犯罪取り締まり、持続可能な観光開発などのあらゆる分野での協力を促進することで一致した。
これに関し、チン首相は、両国間の自由貿易協定(FTA)と投資保護協定(IPA)の交渉を提案したほか、文化協力、教育訓練、ビザ免除措置の適用を提案した。
両首脳は、多国間主義を促進し、双方が加盟する国際機関や多国間フォーラムでの協力と相互支援を強化することを確認した。会談の末に、関係強化に向けた方向性と措置に関する両国の決意を示した共同声明を採択した。
チン首相は同日、リカルド・デ・ロス・サントス・ポランコ上院議長とアルフレド・パチェコ下院議長とも会見し、自由貿易協定と投資保護協定の交渉やビザ免除措置などの提案について触れ、関係促進に努めた。