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- DX推進とIT人材確保で3社が協力
- ベトナムへのODC設置も視野に
- 更なる成長に向けた取り組み推進
ベトナムIT最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)グループの日本法人FPTジャパンホールディングス株式会社(FPTジャパン、東京都港区)は昨年12月末に、中国電力株式会社(広島県)および株式会社エネコム(同)との間で、デジタル技術を活用したデジタルトランスフォーメーション(DX)推進に係る業務において戦略的業務協力の覚書を締結した。
今回の覚書締結により、中国電力のDX推進を支援するためのIT人材確保や、デジタル技術を活用したDXソリューションをエネコムと協力して提案するなど、中国電力、エネコムおよびFPTの更なる成長につながる取り組みを進めていく。また、将来的にはベトナムへのODC(Offshore Development Center)設置などの支援強化も視野に入れている。
FPTとエネコムは、2021年より電力向けシステム開発で協業を開始。2023年には中国電力のMicrosoft 365パイロットプロジェクトで成果を上げ、2024年より、全社展開に向けた技術支援、運用支援、アプリ開発などを協力してサポートしている。
また中国電力とは、グループ経営ビジョン「エネルギアチェンジ2030」の実現に向けた取り組みを推進していく中で、生産性向上のためのAI活用等先端技術者の確保が不可欠となることから、3社が協力してDX推進およびIT人材の安定的な確保を行うことで合意し、業務協力の覚書締結に至った。