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- ビンズオン省工場の⽣産設備を増強
- 2024年11月から稼働を開始
- 年間生産能力は約1.5倍に増加
コンパウンド事業やフイルム事業、食品包材事業を手掛けるリケンテクノス株式会社(東京都千代田区)は、連結子会社であるリケンベトナム(RIKEN VIETNAM、東南部地方ビンズオン省)の⽣産設備増強を完了した。
リケンテクノスは11月22日、リケンベトナムの設立10周年記念式典と塩化ビニル樹脂コンパウンド⽣産設備の増強完了に伴う竣工式を開催した。この生産設備増強は、ベトナムにおける市場成長が見込まれることから、2021年より計画を進めてきたもの。今回、新工場・新倉庫の建屋完成、各種設備の据付け工事が完了し、2024年11月から稼働を開始した。
今回の生産設備増強により、年間生産能力は約1.5倍に増加。ワイヤーハーネスを中心とした自動車用電線、一般電線用途の需要を取り込み、ベトナム市場での販売拡大を目指していく方針。
同社グループでは、ASEANを重点地域と定め、シェア獲得とトップシェア分野の拡大を目指している。今後も成長が続くASEAN市場において、市場のニーズや製品供給による需要への対応等、ビジネス機会を着実に捉えるため、タイをはじめ新工場の稼働や新ラインの増設による生産体制の強化を進めていく。