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- 黒岩知事、12~18日にベトナム訪問
- 覚書によりヘルスケア分野での連携深化
- ヘルスケア・医療分野の実用化に取り組み
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神奈川県の黒岩祐治知事は、12日から18日までの日程でベトナムを訪問した。15日、訪問先のハノイ市で、グエン・チー・トゥック保健次官の出席の下、神奈川県と保健省との間で、ヘルスケア分野に関する覚書を締結した。
この覚書により、ヘルスケア・ニューフロンティア政策や未病などの分野におけるベトナムとの連携を更に進めていく。
覚書の署名に先立って行われた意見交換では、黒岩知事から、ヘルスケア・ニューフロンティア政策など神奈川県の取り組みを改めて紹介するとともに、2023年のベトナム訪問でダオ・ホン・ラン保健相との会談時に提案した覚書による連携構築が今回実現したことについて謝意を伝えた。
また、トゥック保健次官からは、ベトナムで急速に進む高齢化への対応が課題となっていることから、神奈川県の未病コンセプトに対する高い関心が示されるとともに、県が連携する企業や大学などが有する技術やサービスへのアプローチ、介護も含めた幅広いヘルスケアの分野で連携を深めていきたいとの発言があった。
覚書は、保健省と神奈川県が、相互の理解と友好を深め、協力して科学技術の発展を促進し、ヘルスケア及び医療分野の実用化に取り組むことを目的としている。
主な協力内容には、◇医薬品、診断検査を含む医療機器、◇バイオテクノロジー、◇食と栄養、社会参加、高齢化対策、◇未病コンセプトを含むヘルスケアの先進モデルがある。