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- 新たな海外拠点、9月より本格稼働開始
- 東南アジアの現拠点と連携
- 中国企業と合弁の製造拠点の稼働も予定
エレクトロニクス関連商材の専門商社である下田工業株式会社(大阪府大阪市)は、新たな海外拠点となる「シモダトレーディング(ベトナム)(Shimoda Trading (Vietnam))」をハノイ市に設立し、9月より本格稼働を開始した。資本金は50万USD(約7300万円)。
下田工業は2020年にグループ4社の経営統合を行い、日本国内・海外35か所に広がる下田グループの結束を固め、海外事業を強化してきた。
今回、東南アジアの現拠点であるタイ、マレーシア、インドネシアとの連携と、ASEAN自由貿易協定(FTA)を活かしたビジネス構築を目的として、ハノイ市に新拠点を開設した。
日本国内および東南アジア拠点から顧客を継承すると共に、新規仕入先・取引先を開拓し、顧客への開発提案力・課題解決力の向上を図る。
また、今後はベトナムで、中国の電子部品メーカーと設立した合弁会社による製造拠点の新設稼働も予定しており、同拠点との連携により商材供給・提案力の強化を目指す。