東海3県などの企業関係者から成る「中京地区ベトナム友好協会」が寄贈した数百本もの桜の苗木がこのほど、ハノイ市ドンアイン郡および紅河デルタ地方ビンフック省などで植樹された。
ベトナムで桜の苗木の植樹が始まったのは今から10年程前のことで、現在までに西北部ラオカイ省サパ郡やハノイ市のトゥーレ公園、ロンビエンゴルフ場、南中部沿岸地方ダナン市のバーナーヒルズリゾートなどで計1000本以上が植えられた。既に高さ数メートルまで成長し、きれいな桜の花を咲かせている木も多い。
なお、植樹された桜の苗木は、いずれも1~2年前から日本で切り接ぎして育成したものだという。