ダウトゥー紙によると、株式会社大島造船所(長崎県西海市)のベトナム法人、大島造船所ベトナムが、中部カインホア省カムラン湾で計画していた同社造船所建設案件への投資を停止するという。同案件は2012年同省人民委員会より認可が下り、2017年に稼動を開始する予定だった。案件を停止する理由は明らかになっていない。
同案件の投資総額は1億8000万ドル(約185億4000円)で、積載量8万2000DWT級船舶の造船が可能な規模。2017年より第1期として100ヘクタールの用地に年産能力12隻の造船所を稼動、2026年までに用地面積を304ヘクタールに拡大する計画だった。