26日付の日本経済新聞によると、プリント基板メーカーの株式会社メイコー(神奈川県綾瀬市)は2013年から、ベトナム工場におけるプリント基板の生産能力を2倍に増強する。ベトナムでの売上高を昨年の5億円から、2013年に約140億円まで引き上げる計画だ。
今回のベトナム工場の増強は、中国・広東省および湖北省の工場から一部の生産設備を移管するもの。中国では人件費が年々高騰しており、最近の日中関係悪化なども踏まえて、中国リスクを回避するのが狙い。
同社は再来年以降も年40億~50億円を投じ、ベトナムでの生産能力をさらに増強する予定。従業員数も4000人まで増やす予定。