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ベトナム水産輸出加工協会(VASEP)は20日、日本の厚生労働省がベトナム産水産物に対する化学物質検査を緩和したと発表した。21日付ティエンフォンが報じた。
日本はこれまで、ベトナム産エビの30%に対して有機窒素化合物エトキシキン検査(残留基準値0.01ppm)を実施してきたが、既にこの検査を廃止した。但し、不定期検査は引き続き実施していく方針。
またVASEPは、対エビの残留基準値を魚と同じ1ppmに引き上げるよう日本に提案することをカオ・ドゥック・ファット農業農村開発相に求めた。
日本はベトナムにとって最大のエビ輸出市場だが、日本が化学物質検査を強化したことにより、輸出量の伸び率が減速傾向にあった。