22日付の日刊工業新聞によると、三井住友銀行やシティバンクなど4行が、ハノイ~ハイフォン間高速道路建設案件に2億7000万ドル(約207億円)を融資する。同融資はベトナム政府が保証し、独立行政法人日本貿易保険(NEXI)が貿易保険を付けるという。
同案件はBOT(建設・運営・譲渡)方式で建設される。道路の全長は105.5キロメートル、平均幅員100メートルで往復6車線と緊急用2車線から成る。設計最高速度は時速120キロメートル。なお、建設は全部で10パッケージに分けられ、実施されている。全パッケージの完成は2014年9月の予定。