住友林業グループが今年5月にメコンデルタ地方ロンアン省に設立したビナ・エコボード社は18日、同省フーアンタイン工業団地でパーティクルボード生産工場を着工した。総投資額は1億ドル(約85億円)で、人工木材生産案件としては国内最大となる。
工場は面積20ヘクタールの敷地に建設される。年産能力は25万立方メートル。2011年11月に試験生産を開始し2012年から本格生産に移行する計画。従業員数は約200人を予定している。製品のほとんどは輸出し、一部を国内で販売する。
ビナ・エコボード社は、住友林業とシンガポール住友林業が折半出資して設立した。