日本の国際協力機構(JICA)は18日、ベトナム政府との間で「気候変動対策支援プログラム」を対象とした100億円を限度とする円借款貸付契約に調印したと発表した。
ベトナム政府が2008年に策定した「気候変動対策にかかる国家目標プログラム」の具体的施策の実施を支援することが目的。関係省庁、援助機関、NGOが参加する政策対話により気候変動と密接に関係する15の分野で政策アクションを形成する。この事業を通じて、温室効果ガス(GHG)の排出規制などの温暖化緩和対策、気候変動に伴う災害リスク対策などが実施されることになる。
なお、この事業にはフランス開発庁(AFD)が協調融資を行っている。