サッポロホールディングスは29日、昨年12月10日に発表したベトナムの合弁会社「クローネンブルグ・ベトナム」の子会社化計画を完了し、社名を「サッポロベトナム(SVL)」に変更したと発表した。
サッポロHDは、デンマークのカールスバーグ社と地場ベトナムたばこ総公社(ビナタバ)が50%ずつ出資して設立した「クローネンブルグ・ベトナム」から、カールスバーグの持分50%とビナタバの持分15%を取得し、出資持分比率を65%とした。
年内にビールの輸出販売を開始するとともに、メコンデルタ地方ロンアン省でビール製造工場を着工し、来年秋ごろ工場の操業を開始する予定。