日本の国際協力機構(JICA)とホーチミン市工科大学は8日、「持続可能な地域農業・バイオマス産業の融合」案件実施に関する文書に調印した。農業の副産物・廃棄物などのバイオマスからバイオガスやバイオエタノールなどのバイオ燃料・資材を生産する技術を研究・開発するとともに、環境問題の解決と「バイオマスタウン」のモデルを構築することが目標。
実施期間は2009~2014年の5年間で、ホーチミン市工科大学、東京大学生産技術研究所と共同で研究を実施する。工科大学内にパイロットプラントを設置、ホーチミン市クチ郡タイミー村にもこれより規模の大きいプラントを設置して研究を行う計画だ。