Jパワー(電源開発)は22日、北中部タインホア省ギーソン市で計画されている第1ギーソン火力発電所建設案件について、スイスのコレンコ発電エンジニアリングと共同でコンサルタント業務を受注したと発表した。すでに技術者が現地入りして業務を開始している。
この案件は、ベトナム電力グループ(EVN)が約850億円(円換算)を投じて石炭火力発電所(出力60万キロワット)を建設するもので、うち720億円は円借款。ベトナム北部で産出される無煙炭を燃料として使用する。2009年3月に着工、2012年に運転を開始する予定だ。なお、同案件はJパワーにとってベトナムで18件目のコンサルタント業務となる。