国際協力機構(JICA)は21日、JICAが北部ホアビン省カオフォン郡で計画している「植林クリーン開発メカニズム(AR-CDM)」のパイロットプロジェクトに、ホンダベトナムが資金提供することを決めたと発表した。このプロジェクトは、畑地利用のために伐採され土壌荒廃が進んだ約310ヘクタールの土地に植林するもの。植林活動には近隣の農家約320世帯が従事する予定。
このプロジェクトは、カオフォン郡人民委員会とベトナム林業大学を主体として設立される予定の社会基金によって運営される予定で、ホンダベトナムは今年から2011年にかけてこの基金に総額35億ドン(約2500万円)を資金供与する。