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- 機内での手荷物内の貴重品の盗難報告増加
- 財布の盗難、クレカ不正使用も
- 機内でも貴重品は身に付けるよう呼び掛け
在ホーチミン日本国総領事館は、航空機内での窃盗被害について注意喚起している。
最近、総領事館宛てに、旅客機内に持ち込んだ手荷物内の貴重品の盗難事案に関する報告が増えているという。
報告例として、以下が挙げられている。
◇シンガポール発ホーチミン行きの航空機内で、機内に持ち込んだ手荷物内(機内収納棚)から財布の盗難に遭ったほか、財布内に入っていたクレジットカードを不正使用された。
◇日本発ホーチミン行きの航空機内で、機内に持ち込んだ手提げ鞄内(機内収納棚)から財布の盗難に遭い、現金数十万円が盗まれた。
同館は対策として、国内線・国際線を問わず、機内に現金などの貴重品を持ち込む際には、極力収納棚の手荷物内に入れることなく、可能な限り身体に近いところで保持するよう呼び掛けている。また、機内の手洗いを使用する際も、できるだけ現金やクレジットカード、旅券(パスポート)などの貴重品は身に付けておくことを勧めている。
また、総領事館では、日本人の犯罪被害の発生状況を踏まえて、安全対策に関する注意喚起などを行っているが、万が一被害に遭った際には総領事館にも連絡するよう協力を呼び掛けている。