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ベトナム現地時間1日13時、南シナ海にあった熱帯低気圧がベトナムの南で台風1号(アジア名:パブーク、ベトナムでも台風1号)になった。3日7時現在、台風1号はメコンデルタ地方カマウ省カマウ岬の南を1時間に15kmの速さで西へ進んでいる。
日本の気象庁の予報によると、3日7時の時点で中心気圧1002hPa、中心付近の最大風速18m/s、最大瞬間風速25m/sとなっている。
台風1号の影響により、東南部地方バリア・ブンタウ省(コンダオ島含む)からカマウ省、カマウ省からメコンデルタ地方キエンザン省(フーコック島、トーチュー島含む)の沿岸部一帯では強風に注意が必要。台風1号は西北西へ移動し、ベトナム現地時間6日7時ごろまでにベンガル湾へ抜ける予報となっている。
なお、元日に台風が発生するのは、1951年の統計開始以降初めてとなる。