(C) vnexpress |
トゥオンニャット社(Thuong Nhat)は25日、1区バクダン船着場とトゥードゥック区リンドン街区を結ぶ市内初の水上バスの運航を正式に開始した。市民の水上バス利用を促すため、26日から10日間は運賃が無料となる。
同路線は全長10.8kmで、バクダン船着場~サイゴン川~タインダー運河~リンドン船着場の間を往復する。停留所は1区、2区、ビンタイン区、トゥードゥック区の計12か所、始発から終点までの所要時間は約30分間。水上バスの定員は75人。運賃は1万5000VND(約74円)。
同社のグエン・キム・トアン社長によると、道路を走る路線バスや都市鉄道(メトロ)に加えて水上バスを運航することにより、ホーチミン市内の交通システム整備および市民の利便性向上につながると見込まれている。
ホーチミン市交通運輸局のブイ・スアン・クオン局長は、水上バスの運航により交通渋滞が緩和されるほか、同市の観光発展も促されるとした上で、1区バクダン船着場と8区ローゴムを結ぶ2路線目の水上バスの運航の準備を行うようトゥオンニャット社に対して求めた。