日本の気象庁によると、台風2号(コンソン、ベトナムでは台風1号)は16日正午(日本時間)現在、南シナ海上にあり、西にゆっくり移動している。中心気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速(秒速)は30メートル。気象庁は、17日正午には現在の勢力を保ったままトンキン湾内に至ると予報している。
ベトナムの中央気象台は、16日午前10時現在の台風の位置を中部沖約580キロメートルとし、24時間後に沖合約150キロメートルにまで接近すると予報。北部から北中部にかけての沿岸地方は台風の影響を直接受ける恐れがあるとして、警戒を呼び掛けている。