![]() (C)thanhnien ![]() |
- ハノイ、フエ、ブンタウで試験展開
- 雇用主が申請書類を労働当局に提出
- 試験運用1年、結果を見て対象地域拡大
労働傷病兵社会省は、外国人労働者の労働許可証(ワークパーミット)と犯罪経歴証明書(司法履歴証明書)の一括手続きの試験運用に向けた首相決定草案を作成中だ。
現在、2つの手続きはそれぞれ異なる法律に基づいており、一括処理が困難となっている。労働許可証の手続きは、労働法に基づき雇用主が申請するのに対し、司法履歴証明書の申請は、司法履歴法に基づき被雇用者本人が直接行う必要がある。
この課題を解決するため、労働傷病兵社会省は、◇ハノイ市、◇北中部地方フエ市、◇東南部地方バリア・ブンタウ省の3省・市で、労働許可証と司法履歴証明書の一括手続きを試験運用することを提案している。
一括手続きでは、雇用主が労働許可証と司法履歴証明書の申請書類を、自治体(省・市)の労働傷病兵社会局に提出。同局は書類を受理後、15日以内に結果を通知する。
同局は、司法履歴証明書の発行をオンラインで国家司法履歴センターに申請。審査結果を電子データとして、個人の電子データ管理システムおよび登録済みのメールアドレスに送信する。その後、同局は手続きを完了させ、労働許可証と司法履歴証明書を雇用主に返却。
労働傷病兵社会省は、1年間の試験運用の結果を踏まえて、一括手続きの対象地域を拡大していく方針。