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ベトナムで出会い、共にベトナムを愛し、10年の月日を現地で過ごした夫婦の写真展「二人が愛したベトナム」が、10月28日(土)と29日(日)の両日に立命館アジア太平洋大学E棟1階カフェテリア内(大分県別府市十文字原1-1)で開催される。
旅行会社勤務を経て日本語教師としてベトナムへ渡った須田卓哉さんと、小学生の時にベトナムとの運命的な出会いを果たし、大学卒業後にベトナムへ渡った須田弥生さん夫婦は、2010年にハノイ市で出会い、結婚。2020年には長男が誕生した。
しかし、弥生さんの体調不良により2021年12月に日本へ帰国。弥生さんは帰国後間もなく体調が悪化し、緊急搬送された病院でスキルス性胃がん末期のため余命3日を告げられ、2022年1月に他界した。弥生さんが生きていた証である、彼女が撮りためたベトナムの写真を多くの人々に観てほしいとの思いから、写真展の開催に至った。
今回の写真展は、弥生さんの母校である立命館アジア太平洋大学の学園祭「天空祭2023」の卒業生特別企画「みんな何してる?」内で行われる。開場時間は11時00分から16時00分まで。
これに先立ち、同展は2022年7月から2023年3月にかけて愛媛、大阪、東京、千葉で開催された。今回が「二人が愛したベトナム」のグランドフィナーレとなる。今回は、未公開の写真や弥生さんがコレクションした民族布、弥生さんの学友からのコメントなども展示する予定だ。
写真展開催の意図と経緯、また須田さん夫婦のプロフィールは以下。
ハノイで出会った写真家夫婦の写真展「二人が愛したベトナム」、日本で開催