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税関総局は28日に開いた記者会見で、世界税関機構(WCO)と協力し、10月10日から12日にかけてハノイ市で、「WCOテクノロジー会議・展示会2023」を初開催すると発表した。
同イベントは、WCOによる最大の年次国際会議であり、今年は「デジタル時代の歓迎:テクノロジーの応用、イノベーションの推進、次世代の税関職員の育成」をテーマに開催。会議は10回の全体セッションと9回のテーマ別セミナーセッションに分かれている。
参加者らは各セクションで、◇世界的な貿易課題に対処するための技術戦略と応用、◇サイバーセキュリティや災害復旧の機能を備えた税関システムの構築、◇人工知能(AI)を駆使した税関機関サポート・業務効率の向上など、税関分野のテクノロジー戦略について経験や情報を共有する。
また会期中には、税関分野のテクノロジーソリューションなどを紹介する約50の展示ブースが出展される。