ベトナム人ピアニストのグエン・ベト・チュン氏のピアノリサイタル東京公演が、5月25日(木)にサントリーホールのブルーローズ(小ホール)で開催される。18時30分開場、19時開演。
チュン氏は今回、日越外交関係樹立50周年を記念して訪日する。チュン氏にとって、日本での初めてのソロ・リサイタルとなる。
チュン氏は、反田恭平氏、小林愛実氏らが入賞した2021年開催の「ショパン国際ピアノコンクール」で、同じくベトナム人ピアニストのダン・タイ・ソン氏が東洋人として初めて同コンクールで優勝して以来、40年ぶりにベトナム人として決勝戦にエントリーし、その繊細なピアニズムが大きな反響を呼んだ。
チュン氏は1996年にハノイ市で生まれた。2020年にポーランドの州立音楽大学ビドゴシュチュ音楽院を卒業。音楽院ではショパン国際ピアノコンクール審査委員長を務めるカタジーナ・ポポヴァ=ズィドロン教授に師事した。これまでに数多くの国際ピアノコンクールで入賞を果たしているほか、多数のオーケストラとも共演している。
今回のリサイタルの曲目は、◇モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番 ハ長調 K.330、◇シューベルト:即興曲作品90、◇ショパン:バラ―ド4番、◇ショパン:ピアノ・ソナタ第2番「葬送」作品35 変ロ短調。
チケットは全席自由、5000円(税込)。チケットぴあで販売している。
なお、リサイタルの主催はアーモンド株式会社(山口県下関市)、特別協賛はミライラボバイオサイエンス株式会社(東京都中央区)、協力は東京銀座ウェルネス&エイジングクリニック(東京都中央区)。