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日本貿易振興機構(ジェトロ)茨城は、6月8日(水)の13時30分から16時30分まで、紅河デルタ地方ハナム省を中心としたベトナムのビジネス情報を提供するセミナー「TPPで大きく変わる、ベトナムでのビジネスチャンス」を開催する。
ハナム省はハノイ市中心部から南に約35km(車で約45分)の好立地にあり、近郊より安い人件費と豊富な労働力を背景に、ホンダの第3工場が生産を開始するなど日系及び米国企業などの進出が相次いでいる。特に自動車・二輪関連の中小企業の進出が多く、電気部品、ゴム製品、金属製品、プラスチック製品、自動車内装品など幅広い分野での投資が行われている。
同省では国際協力機構(JICA)の支援によるインフラ整備も進み、50社を超える日系企業が進出している。新たに進出する企業にも同省政府による優遇措置が準備され、今後のビジネスチャンスが期待されている。
今回のセミナーでは、ハナム省人民委員会主席・副主席、同省ジャパンデスク(ジェトロ・プラットフォームコーディネーター)、茨城県からの進出企業などが、同省の投資環境や今後の環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)や自由貿易協定(FTA)を活用したビジネスチャンスの拡大などについて講演する。
開催場所は、茨城県水戸合同庁舎2F大会議室(茨城県水戸市柵町1-3-1)。参加費無料、定員50人。同セミナーの詳細及び申し込み方法などは、ジェトロのウェブサイトを参照。申し込み締め切りは6月3日(金)。