(C) 日本パラモーター協会 写真の拡大 |
中部ダナン市人民委員会はこのほど、5月23日~27日にかけて同市ファムバンドン公園沿いのビーチで開催を予定している「ダナン・インターナショナル・パラモーターレース2012」の実施に向けた会議を行った。VNエクスプレスが報じた。
今大会は、日本の有限会社エリアジャパン(京都市)とベトナムのCATI joint stock Companyの協力を受け開催するもの。開催費用は約150億ドン(約5680万円)。日本を中心としたアジア・欧米から50名のパラモーターが参加し、飛行技術を競う。また競技内容は、世界初の試みとしてパラモーターを使った様々な救助を想定したタスクを用意し、今後震災などでのパラモーターによる空からの支援や救助の可能性を模索する内容となっている。大会ではこの他、各種音楽プログラムも催される。
なお、主催する実行委員会によると、今大会には来賓としてグエン・タン・ズン首相も訪れる予定。大会中の集客は約3万人の見込みで、大きな経済効果が期待されており、今後は毎年の開催を予定している。