(C) 「アニオー姫」実行委員会 写真の拡大. |
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ハノイ市で18日、2023年の日越外交関係樹立50周年記念として企画されている新作オペラ「アニオー姫」プロジェクト・ベトナム公演の記者発表とプロモーションイベントが開催された。
今回、主役の荒木宗太郎役をWキャストで演じるテノール歌手の小堀勇介氏と山本耕平氏の2人が訪越。アニオー姫役のソプラノ歌手のダオ・トー・ロアン氏とブイ・ティ・チャン氏とともにデュエット曲「星影の舟」をベトナム語で披露し、9月の世界初演に向けて「アニオー姫」をPRした。日本人歌手の見事なベトナム語の歌声に、会場からは驚きと感動の拍手が沸き起こった。
同プロジェクトは「アニオー姫」実行委員会(ブレイングループ、ヤマハミュージックベトナム、NPO国際交流促進協議会)の主催、ベトナム国立交響楽団(VNSO)の共催で企画・製作・公演するもの。
「アニオー姫」は、400年前の史実をモチーフに、17世紀初頭の朱印船貿易時代における日本・長崎の商人、荒木宗太郎と、ベトナム・ホイアン(南中部沿岸地方クアンナム省)の玉華姫(アニオー姫)の恋の物語を描く創作オペラとなる。
「アニオー姫」は、9月22日(金)・23日(土)・24日(日)にハノイ市ホアンキエム区の市民劇場(オペラハウス)で世界初演となる。