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「第18回大阪アジアン映画祭(Osaka Asian Film Festival 2023)」が、3月10日(金)から19日(日)まで開催される。テーマは「大阪発。日本全国、そしてアジアへ!」。
今年は「特別注視部門」の中で、テト(旧正月)の元日にあたる1月22日に公開されたばかりのベトナム映画「姉姉妹妹2(Chi Chi Em Em 2)」が上映される。
ブー・ゴック・ダン監督が手掛ける「姉姉妹妹2」は、1930年代のサイゴン(現在のホーチミン市)を舞台としたサスペンス映画で、ミン・ハン(Minh Hang)とゴック・チン(Ngoc Trinh)が主演を務める。
今回の大阪アジアン映画祭では「姉姉妹妹2」のほか、米国とベトナムの合作でグエン・ルオン・ハン監督の短編映画「スーパーマーケット事件(Supermarket Affairs)」も上映される。ハン監督は、LGBTをテーマにしたベトナム映画「こんなにも君が好きで -goodbye mother-(Thua Me Con Di)」(2019年公開)のプロデューサー。
なお、2021年の「第16回大阪アジアン映画祭(Osaka Asian Film Festival 2021)」では、「姉姉妹妹2」の前作である「姉姉妹妹(Chi Chi Em Em)」(2019年公開)が上映され、ABCテレビ賞を受賞した。同作品は2022年2月11日に、朝日放送テレビ(関西圏のみ)でテレビ放映された。