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国内の高級ブランド市場で大きなシェアを占めるパンパシフィックグループ(IPPG)傘下DAFC社でハイエンドファッション開発担当副社長を務めているティエン・グエンさんは、ホーチミン市でこのほど開催された「ハーパーズ・バザー・スター・アワード2022(Harper’s Bazaar Star Awards 2022)」で「インフルエンサー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。なお、ハーパーズ・バザーは、1867年に米国・ニューヨークで創刊した世界最古の女性向けファッション雑誌。
ティエン・グエンさんのフルネームは、Nguyen Jacqueline Tien Thao Hong。IPPGのジョナサン・ハイン・グエン会長と、元女優で実業家のレ・ホン・トゥイ・ティエンさんの実娘であり、元有名女優タン・タイン・ハーさんの義理の妹として知られている。ティエン・グエンさんのインスタグラム(Instagram)は、約24万8000人のフォロワーがいる。
ティエン・グエンさんは、「当初、インスタグラムは趣味や友人との思い出の画像を共有するためにしか使っていませんでした。このツールがファッションへの愛情を表現する場になるとは想像していませんでした」と感想を述べた。
実業家一家に生まれた彼女は、幼少期から母親と同行してファッション業界に親しんできた。若いながらも経験豊富なインフルエンサーとなった彼女は、「インフルエンサーは、己の視点からブランドのストーリーを語る力が必要。ブランドをリスペクトしつつ、その本質を通して独自のアイデンティティを表現する存在でなければなりません」と語った。
なお、DAFC は現在、◇カルティエ(Cartier)、◇ロレックス(Rolex)、◇ティファニー&カンパニー(Tiffany&Co)、◇バーバリー(Burberry)、◇ドルチェ&ガッバーナ(Dolce&Gabbana)、◇クリスチャン・ルブタン(Christian Louboutin)など、数多くの高級ブランドを取り扱っている。