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ベトナム戦争を題材にした長編漫画『ディエンビエンフー』著者の西島大介による個人電子出版レーベル「島島」は1月15日、ベトナムに関するエッセイ・マンガ集『アオザイ通信完全版』全3巻を一挙配信する。
これは『ディエンビエンフー』の巻末に収録されているベトナムの文化や歴史、戦争史に関するエッセイ・コミックを「1 食と文化」「2 歴史と戦争」「3 旅の戦争と始まり」とテーマ別に再編集した単行本。今回が初の電子書籍化となる。
ベトナムへの豆知識や考察が詰まった本書は、本編『ディエンビエンフー』の物語を離れ、広くアジア好き、歴史好き、旅行好きにお勧めの内容となっている。キャッチフレーズは「ベトナムがもっと近くなる!?」。
小学館IKKI版『ディエンビエンフー』単行本12巻分の全72回に加え、青森県立美術館「澤田教一:故郷と戦争」展のための描き下ろしや、漫画家・五十嵐大介についての寄稿など、初収録のエピソードも多数。写真家かくたみほによるベトナム写真や、全エッセイへの著者コメント、ロングインタビューなども追加されている。
なお、新刊『アオザイ通信完全版』全3巻と既刊『ディエンビエンフー 完全版』全12巻を合わせて、1月23日から「ディエンビエンフー 完全版 テト(旧正月)フェア」が開催される。
詳細は「Renta!」「Kindle」「楽天 KOBO」「BOOK☆WALKER」「Reader Store」「紀伊国屋書店ウェブストア」の各種ストアを参照。