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身体に障がいを持つ女性のミスコンテスト「ミス三日月2019」が18日にハノイ市で開催され、片足で情熱的なダンスを披露した東北部地方カオバン省出身のベー・ティ・バンさんが頂点に輝いた。
コンテストは衣装・パフォーマンス・質疑応答で審査され、決勝には8人の候補者が出場した。決勝でバンさんは両足でも踊るのが難しいであろう情熱的で躍動的なダンスを披露し審査員を圧倒した。バンさんはこのほか人気投票で1位を獲得し、パフォーマンス賞も受賞した。
バンさんは不慮の事故により右足を失い一時は絶望の中で暮らしていたが、前向きに生きようと決意。その後は外国人男性と結婚し、幸せな結婚生活を送っているという。
準ミス1位はテレビ番組の司会者を務めていることで広く知られているレ・フオン・ザンさんが受賞。ザンさんは視覚障がいがありながらもハノイ市人文社会科学大学を優秀な成績で卒業したほか、短編映画でベトナムのアカデミー賞と呼ばれるゴールデンカイト賞を受賞した経歴の持ち主。
準ミス2位は南中部沿岸地方クアンナム省出身で下半身の障がいにより車いすを使用しているファン・ティ・キム・バンさんが受賞。キム・バンさんは質疑応答賞とフレンドリー賞も受賞した。