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ファッション誌「VOGUE JAPAN(ヴォーグ・ジャパン)」の2019年5月号に、「ベトナムのヒップホップ女王」と称される女性ラッパーのスボイ(Suboi)がベトナム人アーティストとして初めて登場している。
同号ではアジアをテーマに、アジアの美やファッション、カルチャー、女性などを特集。スボイは「越境するアジアのエンタメ力!アジア国別カルチャーシーン最前線」のコーナーでベトナムの音楽シーンを代表するアーティストとして紹介されている。
このコーナーで、ベトナムからはスボイのほか、建築事務所VTNアーキテクツを主宰するボー・チョン・ギア(Vo Trong Nghia)氏と、ベトナム映画の「漂うがごとく」「ベトナムを懐う」「パパとムスメの7日間」の3本も紹介されている。
スボイは2018年11月にリリースされた宇多田ヒカルのリミックス楽曲「Too Proud featuring XZT, Suboi, EK (L1 Remix)」に他のアジアのラッパー2人とともに参加しているほか、2017年にはフォーブス(Forbes)の「30歳未満の30人(30 Under 30)」アジア版に選出された。
また、2016年5月には米国のバラク・オバマ前大統領がベトナムを訪問した際、オバマ前大統領とホーチミン市の若者との交流会の中でラップを披露し、大統領から称賛を受けて注目を集めたことでも知られる。