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米レジェンダリー・エンターテインメントが製作する「キングコング:髑髏島の巨人(Kong: Skull Island)」のロケ地として注目を集めている紅河デルタ地方ニンビン省のチャンアン生態観光区で15日、「髑髏島」が復元され、無料公開中となっている。
同省の観光総局によると、映画は省内各地でロケが行われ、髑髏島はホアルー郡ニンスアン村のチャンアン生態観光区で撮影された。撮影用に40軒程のアフリカの先住民族の住居風の家や、木製の舟、日用品などの小道具も作られ、それらはベトナムの沿岸地域の漁民が使う物によく似ているという。
チャンアン生態観光区の管理委員会は、撮影スタッフからもらった髑髏島の写真をもとに島の再現に取り掛かり、このほど完成に至った。チャンアン生態観光区内の2番ボート乗り場からボートに乗ると髑髏島を訪れることができ、無料で島内を回ることが可能。
キングコング最新作である同作は、ニンビン省のほか北中部地方クアンビン省や東北部地方クアンニン省でも撮影が行われたことでベトナムでも大きな話題となっている。